電子制御システムの故障探求マニュアル エンジン編 上巻 平成12年版
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商品コード:公9-5 書名:電子制御システムの 編集:自動車公論社 発行年月日:平成12年2月 発行 体裁:A4版 424頁 定価:6,500円 (税込) |
収録メーカー トヨタ スズキ ダイハツ 本書の使い方 1 モデルチェンジと追補版 本書は、全て各自動車メーカー発行の新型車解説書、修理書、整備書、配線図集等をもとに編集してあります。 メーカーでは、フルモデルチェンジに合わせて、サービス関係資料も全面的に改定します。その後マイナーチェンジについては、追補版で補っています。基本的にこの追補版は改良された部分、変更された部分のみ掲載されます。従って、入庫車両のデータを探す際は、追補版の方から先に確認していかなくてはなりません。直近の追補版に必要なデータが掲載されていなければ、それ以前に発行されているサービス関係資料をみていくという作業が必要になります。 本書も基本的にメーカーのサービス関係資料発行のパターンをそのまま採用しています。 そのため、必要なデータを探す際は、必ず「追補」の方から確認していくようにしてください。本文中に「追補」とあるのはメーカーのサービス関係資料のうち、追補版からの転載であることを示しています。
2 システム図 システム制御内容がイラストで分かるようになっております。 システム図から、主に次の内容がわかります。 ・吸入空気量の検出方法 ・エンジンの回転センサーの取付位置 ・アイドル回転数制御の方式 ・点火装置及び点火制御方式 ・燃料ポンプの制御方式 ・可変吸気制御、可変バルブ制御、スロットルのトラクション制御などの有無 ※ ディーゼル車の場合 主にEGR部、燃料噴射制御部(ECO・エレクトリカルコントロールディーゼル)を収録しました。
3 自己診断 一般に自己診断による点検は、自己診断のコード読み取り → コード一覧参照 → コード記憶消去、という流れで作業が進められます。ただし、もう一歩踏み込んだ活用方法としては、コード記憶消去 → 不具合現象再現→ コード読み取り、という使い方もあります。 本書では、@コード読み取り、Aコード一覧、Bコード記憶消去、という区分で構成してあります。
4 部品配置図 主に修理書、整備書または新型車解説書等より引用しています。 ただし、マイナーチェンジの際は、メーカー側で部品配置図を一覧として掲載するケースは少ないようです。本書では、基本的に部品配置図一覧としてまとめられているケースを収録してあります。従って、ケースとしては、わずかですが、マイナーチェンジに伴い、部品取付位置がわずかに変更されたり、新しい部品が取り付けられていることも考えられます。このような場合は、ワイヤーハーネスの取り回しや配線図による配線色から部品取付位置を探すようにして下さい。
5 点検基準値 コントロールユニット(コンピューター)のコネクタ部分における電圧基準を値を「点検基準値」として掲載してあります。
6 配線図 主に配線図集等により引用しています。 特にコネクタの端子位置を示すイラストは、部品側かハーネス側かで左右逆となります。配線色で確認したり、アース配線の電圧測定をしたりして、どちら側の端子配列であるのかチェックする必要があります。 |
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