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電子制御システムの故障探求マニュアル  エンジントヨタ編


商品コード:公9-1

書名: 電子制御システムの
     故障探求マニュアル
     エンジントヨタ編

編集:自動車公論社

発行年月日:平成6年2月発行
体裁:A4版   528頁  定価:6,500円  (税込)


本書の使い方

1  モデルチェンジと追補版

本書は、全てトヨタ自動車発行の新型車解説書、修理書、配線図集をもとに編集してあります。

メーカーでは、フルモデルチェンジに合わせて、サービス関係資料も全面的に改訂します。その後マイナーチェンジについては、追補版で補っています。基本的にこの追補版は改良された部分、変更された部分のみ掲載されます。従って、入庫車両のデータを探す際は、追補版の方から順に確認していかなくてはなりません。直近の追補版に必要なデータが掲載されていなければ、それ以前に発行されているサービス関係資料をみていくという作業が必要になります。

本書も基本的にメーカーのサービス関係資料発行のパターンをそのまま採用しています。

そのため、必要なデータを探す際は、必ず追補版の方から確認していくようにしてください。

2  システム図

主に新型車解説書より引用しています。

ただし、マイナーチェンジの際は、メーカー側で掲載を省略するケースが多いようです。そのため、マイナーチェンジ後の車両については、最初に発行されたシステム図をもとに、多少の変更部分も有り得ることを考慮して利用する必要があります。

また、エンジンの種類によってはフルモデルチェンジの際に発行される新型車解説書にシステム図が掲載されていないこともあります。このような場合は、他のモデルで同種のエンジンを探してください。

3  部品配置図

主に修理書、新型車解説書より引用しています。

ただし、マイナーチェンジの際は、メーカー側で部品配置図一覧として掲載するケースは少ないようです。本書では、基本的に部品配置図一覧としてまとめられているケースを収録してあります。従って、ケースとしては、大変わずかですが、マイナーチェンジに伴い、部品取付位置がわずかに変更されたり、新しい部品が取り付けられていることも考えられます。このような場合は、ワイヤーハーネスの取り回しや配線図による配線色から部品取付位置を探すようにして下さい。

4  点検基準値

主に修理書より引用しています。

エンジンに限らず、一般に電子制御システムの電気系点検は、コントロールユニットに全て配線が集められているため、ユニット部で行うのが効率的です。そのため本書では、点検基準値としてユニット部での測定値を掲載してあります。

5  配線図

全て配線図集より引用しています。

コネクタについては、本書掲載の表を参照して下さい。特にコネクタの端子位置を示すイラストは、全て正面からみた場合となっています。また、コントロールユニットのコネクタ端子のイラストはスペースの関係から全て省略してあります。「点検基準値」の中に入っているコネクタのイラストを利用して下さい。この場合、点検基準値の中に示されているイラストは、コネクタの裏面から見たものを示してあり、注意して下さい。

収録車種

セルシオCF1

クラウンS13

ソアラZ3

マークU

チェイサー

クレスタX8

カムリ

ビスタV3

コロナEXiV

カリーナED  T18

セリカ T18

コロナ T17

カリーナ T17

カローラ

スプリンターE9

スプリンターカブリE9

コルサ

カローラU

ターセルL4

スターレット P8